2002/8/9(Fri)
■ 〆切前の逆境ハイキング。
 


夏コミ原稿の〆切前の話ですが、現実逃避 作品のイメージ作りの為に奥多摩へハイキングに行ってきました。

僕自身、子供の頃から山や渓谷によく出かけていた経緯もあって、
「初めての渓谷でも余裕だね!」等とナメていた訳ですが、

渓谷沿いに続くハイキング道の険しさに早くもギブアップ気味です。(;´Д`)



   そんな「奥多摩渓谷」とはこんな感じの場所です。


写真を見て解る通り、「ハイキング道」と言うよりは只の岩道でして、その奥には貧弱な吊り橋が掛かっています。
この先へ行くには目の前の岩を登ってあの橋を渡るしかありません。(汗)

しかたなく気合いで岩を登って、決死の思いで吊り橋を渡って、  *実は高所恐怖症。(笑)
対岸に続くハイキング道を進んでいくと…


今度は何やらツタのような植物に絡まれた人工物が見えてきました。
や、自然の力って凄いですねぇ。


何となく「天空の城ラピュタ」っぽい?(笑)


そして相変わらず綺麗な渓谷沿いの景色を楽しみながら、
更に上流を目指してテクテクと歩いて行きます。


           景色は最高。


途中、何度か転びそうになりましたが、
こんな所(↓)で川に落ちたら最後ですので必死にバランスをとり直す事、数回…(汗)





何とかハイキング道のゴール地点が見えてきて、あと少しでゴールできると言う時、



……ぐはぁ、来ました。(´д`)




                最 後 の 難 関 で す ↓






「……。」
コレを渡れと言いますか? (;´Д`)ノ


ちょうど橋の横に居る人と比較して貰えると解ると思うのですが、
その「橋っぽいモノ」の幅は約50cm、もちろん手すりも何もありません。

「橋とは名ばかりで、川の中の岩に丸太を二本通しているだけのモノ」です。


でも、まぁ……、ココまで来たからには仕方ないので、
泣く泣くその橋を渡ることにしました。(恐)



しかも二箇所目が…(泣)


そうして何とかゴールに辿りつき、「生きていること」の素晴らしさを噛み締めた後、
その日は足が痛いのでさっさと帰路につく事にしました。(笑)



   帰り道はなだらかな遊歩道です。


まぁ、家に居る生活が続いていたのでたまにはこんな経験も良いかと思います。
でも、二度目は遠慮したいですね。(笑)


そんな思い出話を作った、ある夏の日の出来事でしたっ。(〃▽〃)ノ